【鵞足炎(がそくえん)とは?】
2025年06月24日
亀戸駅北口から徒歩5分、亀戸ソレイユ鍼灸整骨院です。
鵞足炎とは、膝の内側にある「鵞足(がそく)」と呼ばれる部位に炎症が起こる疾患です。
この部分には縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はっきん)、半腱様筋(はんけんようきん)という3つの筋肉の腱が集まっており、形がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれています。
ランニングやジャンプ、階段の上り下りなど、膝の曲げ伸ばしが多い運動を続けることで、腱と骨の間に摩擦が起こり、炎症が生じることで痛みが出ます。
〇鵞足炎の主な症状
• 膝の内側、特に下の方にズキズキするような痛み
• 階段の昇降時や立ち上がり時に痛みが強くなる
• 運動後や朝起きたときに痛みが強くなる
• 押すと痛みがある(圧痛)
〇鵞足炎の原因
• ランニングやジャンプの繰り返し動作
• 急な運動負荷の増加
• O脚や骨盤のゆがみなど身体のアライメント異常
• 筋肉の柔軟性の低下や筋力不足
• 姿勢不良や体の使い方のクセ
〇主な治療内容
1問診・検査
まずは丁寧に問診を行い、痛みの原因や身体の状態を詳しくチェックします。動作や姿勢を確認し、根本的な原因を把握します。
2手技療法
膝周りの筋肉や関節のバランスを整えるために、手技によるアプローチを行います。過緊張している筋肉をほぐし、負担のかかりにくい状態に導きます。
3鍼灸施術
鵞足部やその周辺に鍼やお灸を行い、炎症の緩和や血流促進、筋肉の緊張緩和を図ります。即効性のある痛みの軽減が期待できます。
4テーピング・物理療法
テーピングで膝の安定を図り、動作中の負担を軽減します。また、超音波や電気治療なども症状に応じて取り入れます。
5ストレッチ・運動指導
再発防止のため、太ももや股関節周りのストレッチ、正しいフォームでの運動指導なども行います。
〇鵞足炎は早期治療がカギ
痛みを我慢して運動を続けてしまうと、炎症が悪化し長引くケースもあります。
「膝の内側が痛い」「動くとズキズキする」などの症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
〇最後に
当院では、患者さま一人ひとりの状態に合わせた丁寧な施術を心がけています。
スポーツを頑張る学生さんから、日常生活での膝の痛みに悩む方まで、幅広く対応しております。
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