【背骨とストレスの深い関係性】
2025年10月10日
私たちの身体の中心を支える「背骨(脊柱)」は、単に姿勢を保つためだけのものではありません。
背骨の中には「脊髄」と呼ばれる神経の束が通っており、ここから全身へと神経が枝分かれして、内臓や筋肉の働きをコントロールしています。
つまり、背骨の状態は自律神経や内臓機能、そして心の状態にまで影響を与えるのです。
〇ストレスが背骨に与える影響
ストレスを感じると、自律神経のうち「交感神経」が優位になります。
すると筋肉が緊張し、背中や肩まわりが固まりやすくなります。
この状態が続くと、背骨の動きが悪くなり、姿勢が乱れ、さらに神経や血流が圧迫されるという悪循環に。
結果として、
• 肩こり・腰痛
• 頭痛・めまい
• 不眠・倦怠感
といった症状が出やすくなります。
〇背骨を整えることでストレスを軽減
背骨の歪みを整えると、神経の通り道がスムーズになり、自律神経のバランスが整います。
当院では、柔道整復師による骨格調整や筋肉へのアプローチを行い、身体の緊張をやさしく解放していきます。
また、鍼灸施術を併用することで、自律神経を直接整え、心身のリラックスを促す効果も期待できます。
施術後は「呼吸がしやすくなった」「眠りが深くなった」というお声も多くいただきます。
〇日常生活でできるセルフケア
施術後の良い状態を保つためには、日常の姿勢や呼吸の仕方も大切です。
• 背筋をまっすぐにして深呼吸を意識する
• デスクワーク中は1時間に1度立ち上がる
• 就寝前に軽くストレッチをする
こうした小さな習慣が、背骨と心の健康を守ります。
〇まとめ
背骨のゆがみは、単なる「姿勢の問題」ではなく、ストレスとの関係が深い部分でもあります。
身体が整えば心も安定し、ストレスに強い状態へと導かれます。
疲れやストレスを感じやすい方は、背骨から整えていくケアをおすすめします。




